ウォーキングが原因の不調の場合、共通する段階を経て、不調が出ることが多いです。
共通する段階は、次の三段階です。
- 歩きのバランスが悪く、特定の筋肉に負担がかかる
- 負担のかかった筋肉が硬くなって、伸縮が悪くなる
- 伸縮が悪くなった筋肉に引っ張られて、その筋肉と繋がる腱に不調が出る
結論:肩甲骨を動かす正しいウォーキングをして、一部の筋肉に負担が集中しないようにする
身体の部位ごとの不調への対処法7選

①膝痛
色々な種類の膝痛がありますが、しかし大元の原因は歩きのバランスが悪く、体幹で受け止めるべき衝撃が一部の筋肉の負担になっているからです。
膝の下の部分の痛みは、主に筋肉不足が原因なので、ウォーキングを続けて筋力が回復してくれば解消します。
②腰痛・股関節痛
ウォーキングで腰や股関節が痛くなる場合、猫背で歩いているなどフォームが悪いのが原因です。
背中が張るとか腰に疲れが溜まるなど、何らかの違和感が前兆としてありますので、見逃さないのが大切です。
どちらも太ももの内側の筋肉と、その周辺の筋肉をもみほぐしましょう。
腰痛・股関節痛は悪化させると厄介なので、すぐに受診すべきです。
③足首の痛み
足首が痛む場合、過去にひどい捻挫を経験したことがないか、思い出してみてください。
すっかり忘れている捻挫が原因の場合、痛みを完全に取ることは難しい場合が多いです。
舗装路ではなく、芝生を歩くことをお勧めします。
芝生を歩いて寛解しないなら、様子を見ているだけでなく、なるべく早く医師に相談してください。
④足の裏(土踏まず)の痛み
長時間の歩行時に痛むことがあります。
土踏まずの周辺の筋肉をほぐすと、再びアーチが戻ってきて痛みが和らぎます。
長時間歩行の疲れから痛みが出ているなら、様子をみましょう。
痛みが引かない場合には腱を痛めている可能性がありますので、その場合には受診しましょう。
⑤脛の痛み
向こう脛の内側の痛みは、『シンスプリント』と呼ばれ、筋力不足が原因です。
踵着地を意識しすぎると、それが原因で起こることもあります。
シンスプリントは筋力アップで卒業できます。
⑥首筋や肩の凝りや痛み
腕振りを意識しすぎて、上体に余分な力が入っているときにおきます。
ウォーキングの途中で伸びをしてみたり、肩甲骨が動くように意識しながら腕を回すようにしましょう。
リラックスしてウォーキングするように意識しましょう。
⑦腰やお尻の片側だけ痛む
骨盤が歪んでいる可能性が高いです。
骨盤の周りの筋肉をリラックスさせる必要があり、整体で矯正するか、ストレッチ体操で筋肉をほぐすと良いでしょう。
まとめ

足の痛みに対応するには、肩甲骨を動かす正しいウォーキングをして、身体全体でウォーキングの衝撃を分散させる健康習慣ウォーキングが必要です。
また様々な足の不調については、靴の影響も大きいと思われます。
靴を履き替えたら治る場合もありますので、その点も考慮すべきだと筆者は思います。
コメント