「高血圧は放置できない。放置すれば命に関わる」
という認識が一般的だろう。
だが、それだけではない。
最近の研究で、高血圧の人は脳が萎縮しやすい傾向があると分かってきた。
結論:ゆっくり歩き続けることで高血圧の症状は改善される可能性が高い
高血圧放置のリスク
高血圧を放置すると、以下の病気のリスクが高まる。
- 脳血管障害・脳卒中
- 高血圧が続くと脳に酸素や栄養が十分に供給されず、脳に障害が出ることがある
- 脳梗塞や脳出血などが発症リスクが高まる
- 心疾患
- 高血圧によって心臓の壁が厚くなる心肥大や冠動脈心疾患が起こりやすくなる
- これにより不整脈、心不全、狭心症、心筋梗塞などのリスクが高まる
- 腎不全
- 高血圧が腎臓の濾過機能を低下させ、腎障害を合併しやすくなる
- 腎不全に移行する可能性も高まる
もちろん、これだけではない。
「高血圧は放置しないほうがいい」
と感じていただくため列記した。
とはいえ歩いて大丈夫かどうか、必ず医師の診断を受けるべきだ。
そして医師の指示のもとウォーキングしてほしい。
高血圧の人は歩くといい
高血圧症の改善には、適度な運動と食事療法が効果的だ。
適度な運動として、歩き続けることが最も良いとされている。
歩き続けるというのは何時間も歩くという意味ではなく、少しづつでも毎日継続的に歩くということだ。
診察を受けてアドバイスする医師も同様のアドバイスをすると思うが、高血圧症の人はゆっくり歩くことが大切だ。
しっかり歩きより、気晴らし散歩にとどめる。
息を切らすようなことのないよう注意して歩いてほしい。
意識的にゆっくり歩き、深呼吸をして酸素を血中にたくさん取り込もう。
少しづつ体質を改善して、高血圧症から脱皮することを目指すべきだ。
高血圧で脳が萎縮する
高血圧は脳の萎縮の原因ともなる。
加齢によって脳が萎縮する危険に加えて、高血圧が追い討ちをかける。
加齢自体は致し方ないが、『高血圧が避けられるなら避けるべき』なのはいうまでもない。
加齢による脳の萎縮については、脳の血流が減少することが原因とされる。
高血圧症による脳の萎縮も、脳の血流の減少が関連があると指摘する医師も多い。
まとめ
高血圧症は脳の老化にも関係する、恐ろしい病気なのだ。
ゆっくり歩くと血液の中に酸素をたくさん取り入れられる。
ウォーキングを毎日の習慣にすることで、体質改善を目指したい。





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