はじめに

傘を杖にして歩いているシニアを見かけるが絶対にやめてほしい。
傘は体重を支えることができない。
使う目的が違うのだ。
「体重を支えるのではなく、バランスとるのに必要」
と思うなら、ポールウォーキングのポールを持つ方がいい。
そのほうが安全に歩ける。
ポールウォーキングの何が良いのか
両手にポールを持って歩くので安定感がある上、自然に上半身の運動にもなるのが理由だ。
歩くことで上半身を使うためには意識して腕振りをする必要がある。
しかしポールウォーキングは、ポールを持つことで腕振りが簡単にできてしまうのが特徴なのだ。
歩くことは本来、下半身だけの運動ではない
腕振りを意識して歩いていても、下半身だけの運動になってしまっている人が多い。
ポールウォーカーでさえ、意識しなければ最小スイングの腕振りになってしまう。
「もったいないな」
と心底から思う。
ポールウォーキング独特のフォームをマスターすれば自然と全身運動になる。
その方が効果的だし、理にかなっている。
荷物を持ちたいのであれば『荷物はリュックで背負う』ことをお勧めしたい。
どんなスチュエーションでもポールを持って歩くことを念頭に置いて、歩いてみてほしい。
正しい姿勢
自分では『正しい姿勢で歩いている』と思っていても、実際にポールを持って歩くと自然に姿勢が良くなる感覚がわかる。
またしばらくポールを持って歩くと、自分の筋力不足も実感できる。
ポールは全身をバランス良く鍛えるために必要であることが体感できる。
この感覚を大切にしてほしい。
ポールウォーキングで必要なもの
・専用ポール
・ウォーキングシューズ
・動きやすい服装
以上の3点。
ポールはノルディック用や登山用とは用途が違い、形状も異なるので間違えないように購入すること。
よく分からない場合はスポーツ販売店に相談が吉だ。
ポールウォーキングのメリット
歩行の運動効果が上がることもポールウォーキングのメリット。
ポールを持つことで腕振りが自然とできる。
腕振りで上半身も同時に鍛えることができる。
歩幅も広がり全身運動となる。
ポールを持って歩くこと
また歩行と腕振りを意識して連動することで認知症予防にもなり一挙両得だ。
ポールを使って歩く運動には3種、ポールウォーキングとノルディック、山歩きがある。
それぞれ歩き方や運動負荷、歩く目的が違う。
目的が違うのだからポールの形状が違うのは当然だ。
最も特徴的な差異はポールの先端だが、歩き方の違いは体験した方が早い。
しかし共通しているのは、ポールは杖ではないということ。
姿勢改善
ポールウォーキングを始めたばかりのとき、背筋をピンと伸ばしたりするのは推奨しない。
長年かけて身体に染みついた姿勢は急には直らない。
無理して矯正すれば怪我の恐れも出てくる。
最初は楽な姿勢で始めるべきだ。
無理せず徐々に姿勢を改善すること。
急がば回れ、ということだ。
基本のフォーム

まずは公園のような、安全で平らな道で基本のフォームを習得するのがおすすめ。
もしくは安全な舗装路を選んで練習すること。
ポールの扱いに慣れてきてから、なだらかな坂道や階段に挑戦すべきだ。
最終目標はポールを持たなくても正しい姿勢で歩くことだ。
歩行時のポイント三選
①振り出した足の踵付近に、反対側のポールの先端を置く
(突くのではなく『置く』ことを意識してほしい)
②目線は目の高さ
(15メートル先を見る)
③歩幅は半歩広く
(つま先から踵までの長さの半分くらい広い歩幅で)
番外:楽しんで歩くべし!
理想のフォーム
理想のフォームは以下の通り。
体験会に参加する場合の参考にしていただきたい。
・顎を引く
・肩の力を抜いてリラックスして歩く
・背中は自然に伸ばす
・おへその下から足が伸びているイメージで歩く
・グリップは強く握らない
・腕はパンチ&プルで、自然に振る
まとめ

ポールウォーキングが健康に良いことは、この記事をここまで読んでいただいた諸兄にはお分かりいただけたかと思う。
だがそれだけではない。
身体にいいだけでなく、認知症予防にもなるのだ。
一挙両得の歩き方がポールウォーキング独特のフォームに隠されている。
その歩き方を身につけていただきたいと思い、久しぶりにポールウォーキングの記事を書いた。
軽度認知障害(MCI)が良くなる可能性
「ポールウォーキングは認知症予防にも効果があり、軽度認知障害が良くなることもある」
という事実。
ポールウォーキングの独特のフォームが認知症予防になる。
しかしどうすれば身につけられるのだろう?
体験会に参加してみる価値あり!
そのための近道が『ポールウォーキングの体験会に参加すべし』ということなのだ。
ポールウォーキングの独特フォームは、文章を読んで理解したからといってマスターできるものではない。
ぜひ体験会に参加して、コーチの指導のもとポールを握っていただきたい。
体験会は日本ポールウォーキング協会のホームページから申し込める。

終わりに
日本人は、
「インプットは上手だが、アウトプットが苦手」
と良く言われる。
情報は知っているだけで使わなければ価値はゼロ。
自分自身に使ってこそ価値が出てくるもので、自分自身に使って確認したからこそ人にも勧められるのではないかと思う。
この記事を読んで、ポールウォーキングを始められる方が増えてくださることを願っている。






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