脂肪の摂りすぎは健康によくない。
脂肪が目の敵のようになり、
「中年過ぎの肥満の原因は脂肪の摂りすぎだ」
と思っている人も少なくない。
しかし脂肪さえ摂らなければ、一日中ゴロゴロしていても健康に生活できるかというと、そんなことはない。
結論:歩けば歩くほど、身体の脂肪は減っていく
ウォーキングが脂肪燃焼になる
『食事は楽しく、栄養バランスよく』と思えば、ある程度の脂肪摂取はやむを得ない。
脂肪を摂取した後は、それを燃焼させる方向で考えた方が建設的である。
基礎代謝が落ちる四十代以降の中年の人が脂肪燃焼させるのに、最も有効な方法はウォーキングである。
脂肪燃焼が目的のウォーキングの場合、歩行時間は連続して三十分以上を目標に歩きたい。
有酸素運動は三十分以上、連続して実施することで、蓄積された余分な脂肪を燃やしてくれる。
無理なく身体に酸素を取り入れながら歩き続けたとき、筋肉に蓄えられたグリコーゲンと、体脂肪として蓄えられた脂肪を使うことになる。
なので歩けば歩くほど、身体の脂肪は減っていく。
全力疾走しても体脂肪は減らない
「歩くことで体脂肪が燃焼するなら、全力疾走すれば、もっと体脂肪が減るのではないか?」
と理屈で考えるとそう思うが、事実は逆である。
全力疾走は無酸素運動である。
無酸素運動のエネルギー源は、主に筋肉に蓄えられたグリコーゲンだけで、脂肪はほとんど使われない。
全力疾走しても体脂肪は減らないのだ。
ただ無酸素運動は、筋肉を鍛え、増強する効果や、筋肉を衰えさせない効果が期待できる。
とはいえ筋肉量が減る世代、三十代以降の全力疾走は勧められない。
ジムでの筋トレが効果的であろう。
まとめ
ウォーキングの前に筋肉を曲げ伸ばしする準備運動を十分に行うだけでも、筋肉維持の効果は期待できる。
無酸素運動と有酸素運動を組み合わせて運動を続けていれば、若々しい筋肉を保つことができるはずだ。
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