歩くだけで身体と脳が若々しく保てるのはなぜだろう。
『2本の足で歩く』ということは、実は並大抵のことではない。
無意識に歩いているが、脳の神経細胞ネットワークを駆使しなければ歩けないのだから。
この脳内ネットワークが活発に働いている状態をいかに維持できるかが、脳年齢を若く保つ秘訣なのだ。
歩けば脳内ネットワークは、活発に働かざるおえない状態になる。
結論1:歩き続ける限り、脳年齢を若く保てる
結論2:ときめくことで、ますます脳は活性化する
歩くことで脳内ネットワークが活性化する
赤ちゃんを例に出そう。
ハイハイをしていた赤ちゃんが、つかまり立ちをして、歩き出すまで相当な時間がかかる。
足の筋肉が発達しても歩けるようにはならない。
筋肉の問題ではなく、2本の足でバランスを取って歩くという脳の神経ネットワークの構築に時間がかかるのだ。
つかまり立ちから始まった赤ちゃんの二足歩行。
やがて歩き、走り、跳び箱を飛んだり、トランポリンで跳ねたりもできるようになる。
これらの動きは、脳と足の間で実に複雑な信号のやり取りが行われている。
一歩を踏み出すたび、大量の情報が神経ネットワークを駆け巡るのだ。
そして連続して動作するのに支障ないように、これまた神経ネットワークが大活躍して情報をやり取りしている。
この膨大な量の情報のやり取りが、脳を活性化させている。
つまり歩き続ける限り、脳は活性化して若く保たれるのだ。
心ときめくことで脳の活性化を維持する
脳を活性化して若く保つ方法はウォーキングだけじゃない。
例えば恋。
人間は恋をすると若返るという。
恋する相手は人間でなくてもいい。
趣味でもスポーツでも、庭に咲く花でもいい。
もちろん異性ならば素晴らしいことだ(笑)。
とにかく、どんなことでも興味関心を寄せ、ときめくことが大切だ。
心をときめかせてウォーキングとことで、ますます脳は活性化していく。
まとめ
興味関心の赴くまま、歩くこと、そして歩けること。
心を開いて歩くことによって、さらに興味関心の幅が広がる。
そうして歩いているうちに、歩くことにのめり込んでいく。
のめり込んで歩くことによって心ときめき、心躍る出来事と出会うのだ。
この心がときめいている脳の状態が、いつまでも若々しい脳を保つ上で大切なのだ。
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