筋肉は四十代から落ち始める【ウォーキングは健康長寿の大王だ】(2-01)

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健康に最も良い歩数は、1日8,000歩である。

中之条研究によると、健康に良いとされる歩数は1日8000歩で、そのうち20分間の速歩きが含まれることが推奨されています。この研究は、群馬県中之条町の65歳以上の住民5000人を対象に20年間にわたって行われ、生活習慣病の発生率を大幅に低減する効果が確認されています。

この歩数と速歩きの組み合わせが、心臓病や糖尿病、高血圧などの予防に効果的であることが示されています。

 N-system 中之条研究 http://kenju-jp.com/nsystem/

しかしカロリー消費という側面から考えると、1日10,000歩くらい歩けば、カロリー過多にはならないだろうと思う。

結論:無理なダイエットより、1日10,000歩くらい歩き続ける方が効果的である

加齢による基礎代謝の低下

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人間は三十代を過ぎると、基礎代謝が低下し始める。

基礎代謝とは、生命を維持するための必要最低限のエネルギーのことだ。

中年になると基礎代謝が低下して、栄養素をエネルギーとして燃焼する能力が次第に衰えてくる。

要するに同じものを食べても、若い人より中年の人の方が太りやすいのだ。

筋肉の衰え

加齢による基礎代謝低下の大きな原因は、筋肉の衰えである。
基礎代謝の低下と筋肉の衰えは、同じようなカーブを描く。

特に四十代になると、筋肉の衰えが顕著になる。
同時に基礎代謝の低下も大きくなる。

筋肉が衰えて基礎代謝が低下し、燃焼されなかった脂肪が身体に蓄積することが太る原因だ。

歩くことで解決する

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では、どうすればいいのだろうか。

単純に筋肉を鍛えて増強すればいいのだが、やり方を間違えると続かない。
筋肉は簡単には増強できないからだ。

効果的な方法を提案したい。
大きな筋肉を動かしてカロリーを消費させ、その筋肉を衰えさせないようにすればいい。

つまり、『歩く』ということだ。

大きな筋肉は足に集まっている。
足の筋肉は、身体全体の筋肉の7割を占めているのだ。

さらにウォーキングにより肩甲骨を動かすことで、上半身の筋肉も動員できれば、全身の筋肉の9割を動かす動作ができる。

歩くだけで足の大きな筋肉が動き、大きなエネルギーが消費される。
歩き続けることで、この大きな筋肉も維持される。

まとめ

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いつまでも若々しく健康に過ごしたいなら。
加齢による基礎代謝の低下を、できる限り抑える必要がある。

そのためには無理なダイエットより、歩き続ける方が理にかなっている。

さらに付け加えるなら、筋肉を劣化させないためには、栄養の摂取が大切だ。
心身の健康のためには、『きちんと食べてしっかり歩く』必要があるのだ。

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