歩く趣味は足腰を鍛えるだけでなく、脳も若返らせる効果がある。
歩くとなぜ脳が若返るのだろうか。
結論:歩けば脳は若返ると信じて、歩き続けてほしい
人間の足と脳は直結している
人類は突然、この世に出現したわけではない。
猿の進化の系統から分かれて、人類として進化を遂げたのだ。
両方の遠い先祖が同じだったことを表す証としては、哺乳類の中で猿と人間だけが、この世の中をカラー画像で見ている事実がある。
人類の脳の飛躍的進化
チンパンジーより賢いボノボという猿が、餌を求めて二本足で移動したのが人類の始まりとされている。
ボノボは二本の足でバランスをとりながら、歩き回って獲物をとらなければならなかった。
二本足歩行は、四本足に比べてはるかにバランスをとりづらい。
複雑な動きを要求され、おびただしい数の神経が動員されるようになった。
こうした身体中の神経が集まっているところが脳だ。
カラー画像で世の中を見て、直立二本足歩行を身につけて、人類の脳は飛躍的に進化したのである。
脳が活発に活動する状態
特に足には大腿筋という大きな筋肉がある。
歩くことによって足の大きな筋肉が動けば、神経を通じて、多くの情報が脳に届く。
脳は足から届いた情報を処理して、次の動作の指示を出すために活発に動きだす。
脳が活発に活動している状態を、『若々しく脳が動いている』と表現するのだ。
まとめ
脳が若いか年老いているかは、年齢とは関係がない。
年齢が若くても歩かなければ、脳は活発には働かない。
逆に年齢が高くても、好奇心を持って歩き回っていれば、脳年齢は若いはずだ。
しかも今まで歩かなかった人でも、歩き始めれば、脳は活発に活動を始める。
つまり脳が若返るのだ。
歩けば脳は若返る。
そう信じて歩き続けてほしい。
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