はじめに
誰かと一緒に歩いたり、歩きながら動物との関わりがあると、オキシトシンという愛情ホルモンが増える。
そしてオキシトシンが増えるとセロトニンも増える。
筆者が『友達と歩こう、野山を散策して歩こう、鳥の囀りに耳を傾けよう』と提案する根拠にもなっている。
それだけではない。歩くと頭が良くなるのだ。
【歩くと頭が良くなる二つの施策】
脳が衰える一番の原因は、脳に届く酸素の量が減ることだ。
ならば『脳に届く酸素の量を維持し増加させる➡️脳の衰えを防げる』のではないか。
そう考えると二つの施策を思いつく。
一つは酸素を摂り入れる能力を高めるのと、もう一つは血流量を増やすことだ。
この二つともを同時に鍛えられるのが歩くことに他ならない。
酸素を身体に摂り入れる
酸素を身体に摂り入れる力を増やすためには有酸素運動をすることが重要だ。
この能力は一般的には20歳がピークで、『鍛えても35歳まで維持できるかどうか』と言われている。
有酸素運動をしている人とそうでない人との差は歴然だ。
歩く習慣のある人は、この能力も鍛えられる。
血流改善
血流は歩くことで改善する。
ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれている通り、収縮することでポンプの役割をし、心臓から最も遠い足の血液を心臓に戻す手伝いをしてくれる。
歩くとふくらはぎを使うので全身の血流が良くなる。
当然、脳の血流も改善し『頭が良くなる』と言える。
歩くと脳を刺激できる
手や足は脳の指令で動く、脳の出先機関だ。
手や足を動かすことは脳を使うことと同じであり、『脳を直接刺激するのと同じだ』とも言える。
実際、手や足を使うことで脳内に繋ぎ目(シナプス)ができ、別の神経細胞とつながって新しい回路ができる。
脳内ネットワーク
『頭が良い』脳の状態とは、脳内の神経細胞が豊富にあり神経ネットワークが発達している状態のこと。
脳には神経幹細胞があり、幾つになっても(何歳でも)新しい細胞を作ることができる。
歩くことは神経間のネットワークを繋ぎ活性化させ、神経細胞をも増やす。
とても歩くとは頭を良くする有効な方法なのは間違いない。
終わりに
歩くことで頭が良くなる。
筆者がウォーキングを推奨している理由は、それだけではない。
ウォーキングについて発信している理由
山ですれ違う時は必ず『こんにちは』と挨拶する。
知らない人同士でも休憩で一緒になると補給食を分け合ったりする。
山で会う人はみんないい人ばかりだ。
とても優しい顔をしている。
歩くと人に優しくなれるんだと思う。
歩くと自分だけでなく、他の人も幸せにしたくなる。
歩く人が増えれば幸せな人が増え、幸せな社会が実現する。
自分はそう信じている。
終わりに
日本人は、
「インプットは上手だが、アウトプットが苦手」
と良く言われる。
情報は知っているだけで使わなければ価値はゼロ。
自分自身に使ってこそ価値が出てくるもので、自分自身に使って確認したからこそ人にも勧められるのではないかと思う。
この記事を読んで、健康習慣ウォーキングを実践される方が増えることを願っている。
【参考文献】
・長尾和宏著『病気の9割は歩くだけで治る!』山と渓谷社
・大島清『脳が若返る遊歩学』新講社









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