はじめに

『健康=運動✖️栄養✖️休養』という、今までの健康に対する意識を変える『クアオルト健康ウオーキング』。
地方創生やSDG’s、健康経営、人生100年時代の問題解決、森林サービス産業創出などの課題解決の起爆剤として、全国の自治体に選ばれている。
静岡県小山町「クアオルト健康ウオーキング」へ!

金太郎生誕の地・静岡県小山町には、『頑張らない・無理しない』を大切にした新しい健康づくりの歩き旅『クアオルト健康ウオーキング』がある。
ドイツ発祥の気候性地形療法を用い、血圧や脈拍をチェックしながら心地よい自然の中を歩くことで、心身ともにリフレッシュできる。
ウォーキングが初めての方や健康づくりに関心のある方、シニアの方まで無理なく安心してご参加いただける。
足柄古道・銚子ヶ淵コース

【自然と歴史が息づく癒しの道】
📍 スタート地点:JR足柄駅
📍 実施日: 毎月 10日、20日、30日(12月30日は休み)
📍 受付:9:00〜
📍 歩行時間:9:30〜12:00
📍 駐車場:足柄地区コミュニティセンター

毎回、季節ごとの風景や空気を感じながら歩けるのがうれしいポイント。
同じコースでも、春の芽吹き・夏の深緑・秋の紅葉・冬の澄んだ空気と、四季折々の魅力が楽しめる。
足柄古道・銚子ヶ淵コースの特徴

- 高い木々に囲まれた穏やかな山道を歩き、渓流のせせらぎが心地よい
- 歴史ロマンあふれる足柄古道の雰囲気を感じながらウォーキングできる
- コースの奥にある静岡県水辺百選に選ばれた銚子ヶ淵は、美しい景観スポットとして有名
- 伝説の頼光対面の滝があり、小山町の歴史を身近に感じることができる
まさに心と体をゆったり整える癒しのコース。
日々のストレスや運動不足を吹き飛ばし、五感を開放することができる。
クアオルト健康ウオーキングの特徴

クアオルト健康ウオーキングは個人の体力に合わせた、無理をしない、頑張らない運動だ。
運動リスクを軽減しながら、ドイツのエビデンスを基準に運動効果を高める。
具体的には心拍数で運動強度を把握し、運動リスクを軽減する。
また専門コースを専門ガイドと一緒に歩く。
脳血流量
『運動強度60〜70%=主観的にややきつい』という状態は、脳血流量がピークに近づくことが明らかになっている。
運動強度60%で歩くクアオルト健康ウォーキングは、心身だけでなく、仕事の効率アップや認知機能の改善など、脳への良い影響も期待できる。
健康=運動✖️栄養✖️休養(睡眠)
健康は、運動と栄養と休養(睡眠)の掛算だ。
足し算ではないので一つでも欠けると、結果(健康)はゼロになる。
クアオルト健康ウォーキングの程よい運動で、質の良い睡眠につながる。
同時にバランスの良い食事をすることが大切だ。
睡眠は心身の修復を行い、免疫力の強化、メンタルヘルスの維持と改善に重要な役割を果たす。
食事で摂取したトリプトファンがセロトニンを増やし、セロトニンがメラトニンに変換されて、睡眠の質が向上する。
クアオルト健康ウオーキングのポイント
ポイント①がんばらない

目標心拍数を160-年齢(降圧剤を服用している人は、さらに10%減らす)にすることで、運動リスクを軽減する。
①計測地点に到達したらすぐに計測し
②15秒間計測し、4倍して60秒の脈拍数を記録する
ポイント②冷たくさらさら

体表面温度を平均2度下げることで、運動効果が2倍近くになる。
歩行中、暖かくなってきたら袖をまくる、首元を開けるなどして衣服で調整することで汗が蒸発して『冷たくさらさら』な状態を保つ。
クアオルト健康ウォーキングの効果
クアオルト健康ウォーキングの効果5選
📌認知症の予防と改善
📌ロコモの予防と改善
📌良い睡眠で免疫力アップ
📌生活習慣病の予防と改善
📌メンタルヘルスの改善
ドイツ式ウォーキング

気候性地形療法で実施されているウォーキングを基本にしたドイツ式ウォーキングを『クアオルト健康ウオーキング』と日本では呼んでいる。
小山町だけでなく国内の多数の自治体が、本場ドイツのクアオルトを手本にした『日本型クアオルト』を目指してクアオルト健康ウォーキングを実施している。
クアオルトと気候性地形療法

ドイツでは国が認定した特別な地域(クアオルト)で実施されている自然療法(温泉・気候・海・土壌などを利用した療法)は、公的医療保険の対象になっている。
気候性地形療法は自然療法の一種。
自然の気候(風・気温・日差し)と地形(ゆるい坂道や山道)を使って、身体を元気にする運動療法だ。
気候性地形療法も心筋梗塞や狭心症のリハビリ、高血圧や骨粗鬆症の治療と予防に用いられ、公的な医療保険が適用されている。
その気候性地形療法で実施されているウォーキングをクアオルト健康ウオーキングと呼んでいる。
アンゲラ・シュー教授の研究成果
アンゲラ・シュー教授の研究成果である気候性地形療法は1990年代に、ドイツで公的医療保険の対象とされた。
日本でもこの品質を守り、産官学連携でエビデンス調査に取り組んでいる。
エビデンス

岐阜心臓リハビリテーションネットワークの研究者・医師・市職員によるチームが、クアクルト健康ウォーキングの実証実験を行い、2022年3月、日本循環器学会の英文誌に『血圧の高い人ほど有意に下がる、メンタルヘルスにも好影響』というエビデンスが掲載された。
まとめ

ドイツは1年のうち、休暇が約150日もある休暇大国だ。
有給休暇の取得率は100%で、労働時間は日本と比べると260時間も少ない。
ドイツ人にとって歩くことは生活の一部であり、歩くことを楽しむ文化が根付いている。
筆者は日本全国津々浦々、心身の健康づくりにクアオルト健康ウォーキングを広めたいと思っている。
ドイツ人と日本人は気質が似ていると話す人は多い。
クアオルト健康ウォーキングは日本人にも『どハマりする』と考えている。
終わりに

日本人は、
「インプットは上手だが、アウトプットが苦手」
と良く言われる。
情報は知っているだけで使わなければ価値はゼロ。
自分自身に使ってこそ価値が出てくるもので、自分自身に使って確認したからこそ人にも勧められるのではないかと思う。
この記事を読んで、クアオルト健康ウオーキングを体験される方が増えることを願っている。

【参考文献】
・日本クアオルト研究所大城孝幸著『クアオルト・リテラシー』日経BP
・大島清『脳が若返る遊歩学』新講社

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