ウォーキングでメタボを解消しよう!(2−06)

完全Ver.認知症予防の教科書

歩くことは、認知症を遠ざけてくれます。

なぜ歩くことが認知症予防に効果的なのでしょうか?

今回の投稿では、『認知症予防とメタボとの関連、歩くことでメタボを克服する方法』について考えたいと思います。

結論1:メタボで軽度認知障害(MCI)の方は、認知症に4倍なりやすい

結論2:ウォーキングでメタボを克服することが、認知症予防の最善手

メタボは歩くことで克服できる

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メタボは『メタボリックシンドローム』の略称

メタボリック・シンドロームは、内臓脂肪が蓄積された状態に加えて、高血圧、糖尿病、高脂血症(脂質異常症)のうち、二つ以上を合併した状態を指します。

簡単に言うと、お腹がぽっこり出ている状態で、血圧や血糖、脂質のバランスが乱れている状態です。

糖尿病だけでなく、高血圧や高脂血症も血管を老化させるので、脳血管性認知症を引き起こします。

また内臓脂肪でお腹がぽっこりの方は、アルツハイマー型認知症を引き起こすアミロイドβを分解する酵素(インスリン分解酵素)の働きが悪くなります。
つまりぽっこりお腹の方は、脳内のアミロイドβが溜まりやすいのです。

メタボだと認知症になりやすい

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歩くことでメタボは解消される

シンガポールでの研究

  • メタボの方は、メタボでない方に比べて1.67倍、軽度認知症害(MCI)になりやすい
  • MCIから認知症に進行する割合は、メタボの方の方が4倍以上高い

アメリカでの研究

  • 『高血圧、糖尿病、心疾患、喫煙』という危険因子を多く持つほど、アルツハイマー型認知症を発症しやすい
  • 3つ以上の危険因子を持っていた方は、持っていなかった方に比べて3倍以上、認知症を発症する割合が多かった

まとめ

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メタボ体型から卒業すれば、血圧も血糖も中性脂肪も劇的に数値がよくなる!

メタボのベースである内臓脂肪は、減らすのが容易な脂肪なので安心してください。
いつでも減らせる(下せる)普通預金にも例えられる程です。

例えば断食をして最初に減るのは内臓脂肪です。

内臓脂肪を減らすには、運動と食事が基本です。
対策を簡単に話せば、『歩くこと』『炭水化物を減らすこと(糖質の摂取を制限すること)』が重要なのです。

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