やる気スイッチがあるとすれば、他人に押してもらおうとしない方がいいです。
他人に押してもらった場合、自分自身のやる気が減少することがあります。
それをアンダーマイニング効果といいます。
アンダーマイニング効果とは、『外からの刺激により、自分のやる気やモチベーションが減少することがある』ことを示唆しています。
結論:やる気スイッチは自ら押す
アンダーマイニング効果
- アンダーマイニング効果とは
- 外的な報酬や評価が内から湧く動機づけを妨げる現象
- つまり、外からの刺激が自分のやる気を減らすことがあることを指す
- 例
- 学校の宿題をすると、親からお小遣いをもらえると約束された場合、宿題をする理由が「お小遣いをもらうため」になる
- その結果、宿題をするのが面倒に感じたり、やる気が減少することがある
- 注意点
- アンダーマイニング効果を知って、自主性や内発的な動機づけを大切にするために、意識して避けるべきだ
アンダーマイニング効果を回避する方法
- 内発的な動機づけを強化する
- 自分の興味や楽しさに基づいて行動することを重視する
- 目標を達成すること自体が報酬となるように意識する
- 目的を意識する
- 行動の目的を明確にし、なぜそれをするのかを考える
- 内発的な動機づけを高めるためには、自分の価値観や目標に合致する行動を選択すべき
- 自己決定を尊重する:
- 自分が選んだ行動や目標にコミットする
- 自己決定を尊重することで、内発的な動機づけを強化できる
アンダーマイニング効果の例
- 子育ての場面
子どもに
「宿題をやったらご褒美をあげる」
というルールを設定すると、宿題をやる動機が外発的な報酬に依存してしまい、内発的なやる気が減少する - 仕事の場面
会社のボーナスをもらうことで、その月以外はやる気が出なくなるケースがある - 健康管理
ダイエットや運動の目的が外的な報酬(例:体重を減らすことでご褒美をもらう)に依存すると、内発的なモチベーションが低下する - 趣味の継続
趣味を楽しむことが外的な目的(例:コンテストで優勝すること)によって影響を受けることがある - 自己成長
自己啓発やスキルアップの目的が外部からの評価に依存すると、内発的な成長意欲が低下する
まとめ
やる気スイッチがあるとすれば、『自分自身で押す必要がある』ということです。
自らやる気スイッチを押して、目標達成へ向けて頑張りましょう!
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