歩くと風邪をひかなくなる【ウォーキングは健康長寿の大王だ】(2-07)

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「しっかり歩いていれば、雨にも風にも、風邪のウィルスにも負けない身体が手に入る」
と筆者は考えている。

根拠として『運動とNK細胞(ナチュラル・キラー細胞)の関係』を指摘したい。

ウォーキングなどの適度な運動を行っている人は、そうでない人と比べて、NK細胞が活性化する事実がある。

結論:NK細胞は楽しんで適度な運動すると活性化するので、仲間を誘いウォーキングしよう

NK細胞の活性が弱まるとき

NK細胞とはリンパ球の一つで、がん細胞や身体に侵入してきたウィルスを攻撃し、殺してしまうキラー細胞だ。

このNK細胞は適度な運動によって免疫力が高まるとき、同時に活性化する。

そして、あまり運動をせずに免疫力が弱まると、NK細胞の働きは低下してしまう。

注意しなければいけないのは激しい運動をした後は免疫力が低下し、NK細胞の働きも低下してしまうことだ。

要するに『NK細胞の働きが低下している時にウィルスの攻撃を受ければ、風邪を引いて、さらに悪化させてしまう』ということ。

つまり免疫力を常に高めておこうとすれば、免疫力が低下しないくらいの『適度な』運動をしなければならない。

それにはウォーキングが最適であると筆者は考えている。

風邪の治し方

風邪を治せる薬はない。
風邪を治せるのは、自分が持っている自然治癒力のみである。

風邪を治すには『ひたすら休む』か、ひき始めに『歩いて』直すか。
このいずれかしかない。

熱が出たり鼻水が出たりするのは、身体が一生懸命に自然治癒力で治そうとしている証拠だ。

風邪を引いたら免疫細胞たちに頑張ってもらって、その間はゆっくり休息するというのが、本来の姿だ。

筆者は葛根湯を飲んで、それから少し歩いて、ゆっくり休憩するようにしている。

なぜ歩くのかというと、歩くことでNK細胞が活性化されて免疫力が高まるからだ。

筆者の風邪は、この方法で、大抵はよくなる。
しかし万人に勧められる方法ではないことだけは、断言できる。

ただし筆者と同じように運動習慣があり、体力に余力がある人は、歩いた方が早く治る場合があることを知っておいていただきたいと思う。

まとめ

免疫力を高め、NK細胞を活性化させておくためには、実はもう一つ条件がある。

それは『楽しんで運動する』ことだ。
NK細胞はβエンドルフィンという快感を促すホルモンと結合することによって活性化する性質をもつ。

楽しみながら適度な運動をすると免疫機能が活性化する。

気のあった仲間と笑いながら歩いたり、美しい風景に感動しながら歩く。

そうすればウィルスなど寄せ付けない、抵抗力が高い身体になれるのだ。

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