怒りの感情は歩くエネルギーに変換すべし【感情を鎮めるためのウォーキング】(31−07)

完全Ver.人生100年時代の健康習慣ウォーキング

むしゃくしゃする時、理不尽を許容できない時、どうにもならない時。

そんな時は怒りの感情が芽生え、平常心を保てないことがある。
人間関係に思い悩むことも多い。

我々は怒りの感情に身を任せるわけにはいかないから、そんな時はウォーキングに出かけよう。

結論:怒りの感情をコントロールしたい時はウォーキングしよう!

頭を冷やす必要がある時、ウォーキングという選択肢がある

怒っている人をウォーキングに誘うのは、賢い方法だと思う

人間関係に思い悩む場合、自分自身に矢が向いて自身を傷つける方向へ向かう人がいる。

または自分以外に矢が向いて、親しい人に怒りの感情をぶつけてしまう人もいる。

自分自身を傷つけるのも良くないし、怒りの感情を爆発させるのも賢い方法とは思えない。

どうしたら良いのか。
答えは簡単だ。

『そんな時はウォーキングすべき』だ。
これが答えだと筆者は断言できる。

古い脳と新しい脳の戦い

古い本能の脳が
「どうでもいいんだ、全てを破壊してしまえばいい」
と考えている時。

新しい脳である大脳新皮質は
「今までの積み上げてきた自分の全てを破壊するなんて、ナンセンスだ」
となだめようとしてくる。

このままでは本能の古い脳が勝つか、新しい脳が勝つかの二択になってしまう。

怒りの感情に支配されている時は、第三の選択肢に思い至れなくて当然だ。しかし第三の選択肢も必ずある。

どんなに追い込まれた時でも『歩く』選択肢は忘れないようにしてほしい。
歩けば第三の選択肢にたどりつける可能性が出てくるから。

セロトニンはノルアドレナリンを抑制する

むしゃくしゃして頭に血が昇っている時、興奮して心臓はバクバク脈を打っている。
そんな時は神経を興奮させるノルアドレナリンが頭に充満しているはずだ。

このままでは絶対に良くないと、自分自身でわかるはず。
「歩いて頭を冷やすべきだ」
そう考えてウォーキングに出かけよう。

怒りのエネルギーが充満している時なら、いつもより遠くまで歩けるはず。なぜなら怒るということはエネルギーの放出が半端ない。

エネルギーを歩くことに使えば、怒りは次第に鎮まるに違いない。

歩いているうちにセロトニンが分泌され、それも好影響を与える。
セロトニンはノルアドレナリンを抑制する作用があるのだ。

「いつもより遠くまで歩いてきたなぁ。せっかくだからカフェに寄って休んでから帰ろうか」
そう感じる頃には、怒りの感情は治っているはずだ。

まとめ

どんな時でも、まずは歩いてみることだ

自分自身に怒りの矢が向いて、自分自身を傷つける人もいる。
自分以外に矢が向いて、他人を傷つけている自分に嫌気がさしている人も案外多い。

そんな性格特性を持つ人は、まずは歩いてみることだ。

自然の中を歩くもいいが、あえて街中を歩くのも悪くない。

行ったことのないカフェに向かうのでもいいし、街中なら好ましい異性とすれ違うこともあるだろう。

要するに、古い脳と新しい脳の一騎打ちにならないようにするのが肝要なのだ。

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