シニア世代と呼ばれる年代になると、元々の前向きなマインドから後ろ向きなマインドに変化していくことがある。
「元々の自分は前向きだったのに、最近は体力が衰えてきたのか、前向きに物事を捉えられなくなったな」
などと自覚することがある。
そんな時は歩いてみよう。
結論:やる気が失せたと感じたら、ウォーキングしてみよう
セロトニンとエンドルフィンの分泌で、前向きな気持ちになる

年をとり色々なことに興味が薄くなることがある。
そんな時は
「脳の活動が低下しているから」
と考えていい。
確信を得るためにはウォーキングを試してみよう。
ウォーキングによって脳内神経伝達物質が分泌され、その影響で心身の健康とアンチエイジングが果たされる。
「なんだか気持ちが楽になったな」
「前向きに考えられるようになったな」etc…
ウォーキングの何らかの作用で、脳内が活性化したと思っていい。
脳への効果

とりあえず歩いてみることで得られるであろう脳への好影響は、以下をご覧いただきたい。
- セロトニンの活性化
- 歩くことで心臓と肺が活発に動き、体内の血液が循環し、セロトニンが分泌され活性化する
- セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、気分を落ち着かせ、集中力を高める効果がある
- 20分ほど歩くと、脳の前頭葉に酸素が送り込まれ、注意力や思考力、意欲が約13%上昇することが研究で証明されている
- オキシトシン、ドーパミンの活性化も見逃せない
- エンドルフィンの分泌
- 歩くことで緊張が和らぎ、脳内で働く神経伝達物質のひとつである「エンドルフィン」の分泌が高まる
- エンドルフィンは快感をもたらし、前向きな気持ちを感じることができる
歩くことによって、脳内神経物質が分泌されやすい脳内環境を作れるのだ。
だから前向きになれない時は、とりあえず歩いてみてほしい。
まとめ

元々のマインドが後ろ向きなら、それは加齢に伴うものではない。
が、しかし。
「過去の自分から脱皮したい」
「人生100年時代をポジティブに生きていきたい」
「興味関心が薄れた自分をどうにかしたい」
と思うなら。
歩くことから始めてみよう。
家の中でゴロゴロしていては体の健康はもちろんだが、脳の若さは保てないのだ。

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