こちかずさ

完全Ver.認知症予防の教科書

継続できる仕組みを作る【ウォーキング習慣化プログラムDay1】(14−22)

習慣化は気合とか根性とかの問題ではありません。 「気合とか根性で続けられる(継続できる)ものではない」と認識してください。 習慣化(継続)の要諦は、「無意識でもできる」「自然とやってしまう仕組みを作る」ということ。 結論1:大きな習慣は小さな習慣の積み重ね、まずは小さく習慣化することに意識を向ける 結論2:小さな習慣を会得したとき、小さな自信が芽生える 結論3:失敗...
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ウォーキングの習慣化が大切な理由【ウォーキング習慣化プログラムDay0】(14−21)

「ウォーキングが健康にいいことはわかった。でも毎日、日課としてウォーキングできないのが問題なんだよね」といわれることがあります。 なかなか習慣化できない方に、7日間にわたって習慣化の極意を伝えようと思います。 その前に…ウォーキング習慣化プログラムDAY0では、習慣化がなぜ大切なのかについて考えたいと思います。 奇跡の研究と謳われた『中之条研究』から紐解いて、ウォーキングの習慣...
ウォーキングTips総集編

ウォーキングTips【総集編Vol.060】

投稿日:2024.11.19~21 ウォーキングTips【音楽療法の効果】 7人の軽度認知障害の人を対象に、週1回の音楽療法を1年間続けた調査によると、1年後にMMSE(認知機能テスト)の平均点が上昇した。また音楽療法に参加した回数が多いほど、得点が改善傾向にあるとの結果が出た。「音楽は受動的でなく、能動的に楽しむべきだ」とも言える。 ウォーキングTips【肘引きウォー...
2025.03.02
今週のトピック記事【アーカイブ】

健康志向とウォーキング(21−03)

日本は世界に類をみない超高齢社会を迎えています。 『寿命の伸び』という側面だけ見れば、素直に歓迎すべきでしょう。 しかし社会の高齢化は、別の側面も持っています。 従来とは比べられないほど、長い人生を元気に生き抜かなければならなくなったのです。 結論:運動不足を解消する手段として、ウォーキングを推奨する 生活習慣病について 健康志向の広がりは、シニア層に...
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「しんどい」を自覚してからの歩き方【歩くことを諦めないで!】(13−20)

要支援や要介護になったら足腰が弱まる一方だと思っている方が多いのですが、それは誤解です。 何かのきっかけで足腰が弱まっても、諦めないでください。 埼玉県の和光市では、要支援になった方の4割が自立に戻っているのです。 要支援や要介護認定を受けても、卒業することを目指してほしいのです。 結論1:SSE(スクエアステップエクササイズ)やポールウォーキングを活用し、室内でも歩くべ...
ポールウォーキング新着記事

ポールウォーキングのススメ【認知症予防・介護予防のために】(13−19)

筆者が務めていた有料老人ホームでの話です。 認知症予防・介護予防チームのプロジェクトリーダーとして筆者が導入したのがポールウォーキングです。 入居者の中には「ポールウォーキングで5センチも背が伸びた」と喜んでいらっしゃる方もいました。 ポールウォーキングには姿勢改善の効果があり、実施により姿勢が改善され、結果として背が伸びます。 ポールウォーキングの良いところは、メタボ対...
完全Ver.認知症予防の教科書

スクエアステップエクササイズのススメ【SSEで肩甲骨はがし】(13−18)

筆者が最後に務めた有料老人ホームで実施されていたのが、スクエアステップエクササイズです。 SSEと略して呼ばれることがありますが、この運動の良いところは、腕振り&肘引き動作が取り入れられているところです。 筆者はスクエアステップエクササイズ指導員です。 今回は指導員の立場から、肩甲骨が動くことの素晴らしさについて語ります。 結論1:歩き方の基本は肘引きウォーキング...
2025.03.23
完全Ver.認知症予防の教科書

鼻歌ウォーキングのススメ【歩く+音楽療法の効果】(13−17)

歌うことでリラックス、歩くことで脳が活性化されます。 鼻歌ウォーキングは手軽にできるダブルタスク、コグニサイズです。 結論:鼻歌ウォーキングはダブルの効果(音楽療法+ウォーキング)で認知症予防になる 軽度認知障害に対する音楽療法の効果 音楽療法は、認知症予防に役立つ方法の一つ 失われた発語を復活 音楽療法を継続することで、徐々に左脳の機能の回復を図ることがで...
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ながら歩きのススメ【コグニウォークって、知ってる?】(13−16)

コグニサイズは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題を組み合わせた、認知症予防のための運動です。 日本発のエビデンスです。晴らしいと思います。コグニサイズは認知症予防に効果的。ながら歩きは立派なコグニサイズなのです。 結論:『ただ歩くだけ』に飽きたら、『ながら歩き(コグニウォーク)』してみよう コグニサイズとは? ステップを踏めば、グーパーチェンジもコグニサイ...
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【奇跡の研究】中之条研究のポイント3選(12−15)

『歩くことは健康に良いけれど、歩きすぎは考えもの』だと世の中に知らしめた中之条研究について執筆します。 中之条研究は東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利先生が中心となって、群馬県中之条町の住民5,000人に20年間にわたって調査した研究です。 結果として分かったことは、『1日8,000歩、そのうちの20分間は中強度の歩行(早歩き)』が、もっとも多くの病気の予防に効果があり、健康...
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