「認知症になるかどうかは、将来、その時になってみないと分からない」
そう思っていませんか?
その思いは半分あってますが、半分は間違った考えです。
最近になり、認知症になりやすい人の特徴がわかってきました。
認知症を遠ざけるためには、逆の特徴を身につければいいのです。
結論:糖尿病の方、喫煙の習慣のある方、歩幅が狭い方、歩くのが遅い方、歩く時の重心が揺れる方は認知症になりやすい
糖尿病と喫煙について
糖尿病は生活習慣病の代表格ですが、糖尿病があると認知症になりやすい。
糖尿病は認知症のリスクを上げる第一の要因です。
喫煙はさまざまながんのリスクを上げることは有名ですが、動脈硬化を起こして血の巡りを悪くするので、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを上げるほか、認知症にもなりやすくなります。
喫煙者は非喫煙者の2倍も認知症になりやすいというデータがあります。
さらに1日40本も吸っているヘビースモーカーは、非喫煙者の3倍も認知症になりやすいというデータもあります。
認知症になりたくなかったら、禁煙にチャレンジすべきです。
認知症になりやすい歩き方
- 歩幅が狭い
- 歩く速度が遅い
- 重心が揺れるように歩く
上記のような歩き方は、認知症になりやすいというデータが、国内外で複数出ています。
東京都健康長寿医療センター研究所が群馬県と新潟県に住む高齢者を対象に行った研究によると、歩幅が狭い人は歩幅の広い人に比べて、認知機能が低下するリスクが3倍高かったそうです。
まとめ
普通に考えて、歩くって、足で歩いていると思いますよね?
でも実際は、『頭で思考(判断)し、歩いている』のです。
その意味で脳で歩いていると断言できるのです。
脳の機能が低下すると、歩き方にも影響が及ぶことからも間違っていないと思います。
『歩き方が悪い➡️認知症になりやすい』としたら、歩き方を改善したいですよね?
「歩き方を自ら改善して、認知症予防に取り組んでいただきたい」
と切に願っています。
コメント