緩急をつけて歩いてみよう【ウォーキングのテクニックを考えよう】(5-05)

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歩くこと、そしてウォーキングは身体にいい。

メンタルにもいいし、認知症予防になる。

事実である。
しかし、より効果的な歩き方がある。

『それが緩急をつけて歩く』ことなのだ。

結論:いつもと違う歩き方をすると心身ともに活性化する

脳が活性化する歩き方

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姿勢を正してリズミカルに歩くのがウォーキングの基本だが、常に一定のスピードで歩かなければいけないわけではない。

むしろ脳にとっては、緩急をつけて歩いた方が活性化する。

歩いている時、足と脳の間では活発な情報交換が行われている。
しかし同じリズムで歩いていると、単調な情報交換になってしまう。

こんな時は、緩急を意識して歩くといい。

少しゆっくり歩いてみたり、極限までゆっくり歩いてみたり。
逆にさっさと歩いてみたり、ポールウォーキングで歩いてみたり。

ちょっとした工夫で脳は刺激を受ける。
もちろん身体にとってもいい刺激となる。

都会のウォーキングでも、『人混みをさっさとすり抜け』たり、『信号機のタイミングを見計らい、待たずに渡れるように到着する』だけで楽しくなる。

大通りでやるのは憚れるが、時と場所を選べばゲーム感覚で楽しめる。

例えば車のギアをチェンジするように、足を早めたりゆっくり歩いたり。

誰にも気付かれない独り遊びだ。
実際にやってみるとわかることなのだが、単調なウォーキングが楽しい遊びになるのだ。

身体に刺激を与えると、脳にも刺激が伝わる

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剣道や柔道、あるいは能や日本舞踊など、日本古来の武道や芸事の足さばきは『すり足』が基本になっている。

現代では普段からすり足をしている人はいないため、この歩き方をすることで脳を活性化させることができる。

つま先を大きくあげずに、床と水平にスッと足を運ぶ。

つま先で着地するような感覚で、実際に足を運んでみてほしい。
足先の筋力が弱っていないだろうか?
普段は踵から着地するため、しばらく歩くと疲れてくるはずだ。

脳への刺激は踵よりつま先の方が、はるかに大きいといわれている。

踵着地は膝への負担が大きい歩き方でもある。

意識してすり足で歩くと、身体と脳にいい刺激となる。
階段や坂道を登る時に、ちょっと意識するだけでも効果がある。

「たまにすり足で歩くのも悪くない」
と思う。

まとめ

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端的にいうと、漫然といつも通り歩かず、『意識して工夫し、歩く』ことで身体が活性化し、脳へもその情報が届いて、脳も活性化するのだ。

違う言い方をすると、『効果が増す』わけだ。

ならば意識して『いつもと違う歩き方をすべき』ではないだろうか。

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