日々の生活の中でストレスを感じることは多々ある。
そんな時はどうしたらいいのだろうか。
筆者のおすすめはウォーキング。
ストレスで苦しんでいる人がいたら
「歩いてみたら?ウォーキングで心身ともに疲れが取れるよ」
と声かけしたい。
結論:ストレスの発散には、ウォーキングが最も適している
歩くと気分がすっきりする
歩くと気分がすっきりして、前向きな気持ちになれる。
そして
「よし、もう一度トライするか」
という気持ちになる。
ストレスに立ち向かう元気が出てくる。
ウォーキングには、なぜそのような効果があるのだろうか。
古い脳と新しい脳の戦いの結果…
古い脳とは大脳辺縁系のこと。
大脳辺縁系は私たちの感情や記憶、生命維持に重要な役割を果たしている。
新しい脳とは大脳新皮質のこと。
大脳新皮質は知性や認知能力を支えている。
大脳辺縁系は自由奔放に生きたいと願っている。
泣いたり怒ったりを自由に表現したいと思っている。
ところが大脳新皮質は、義務とか責任とか向上心とかを考えて、大脳辺縁系に『自由に表現するな』と命令してくる。
大脳辺縁系としては面白くないが、司令塔の大脳新皮質から命令されると従わざるおえない。
これがストレスの根本原因だ。
飲酒もストレス発散になるのだが…
例えばお酒を飲むと、アルコールで司令塔である大脳新皮質が麻痺してしまう。
そうすると大脳新皮質から大脳辺縁系へ命令が届かなくなる。
アルコールを摂取すると大脳辺縁系がストレスを受けなくなるので、一時的にストレスが緩和される。
だがしかし。
アルコールは効用だけではない。
アルコール摂取の副作用を知らない人はいないだろう。
一方、ウォーキングには副作用がない。
最高に健康的なストレスの発散方法なのだ。
ウォーキングで脳はリフレッシュする
ウォーキングで外を歩けば歩くほど、新しい情報が脳にインプットされる。
家の中では、外気の暑さ寒さは実感できない。
外気の気持ちよさ、清々しさ、花の匂いも感じられない。
日差しの強さ、明るさ、大空の青さ、奥深さもわからない。
小鳥の囀りも聞こえないし、花が咲いている様子に足を止めることもない。
外を歩く体験が脳にインプットされることで、疲れた脳がリフレッシュされるのだ。
まとめ
本当に体が疲れているのか、それとも脳が疲れを感じているのかは、ウォーキングしてみないとわからない。
しかし。
ウォーキングしてみれば、意外と
「脳が疲れを感じていただけなんだなぁ」
と実感することが多い。
「疲れた、動けない」
と思わずに。
「とりあえずウォーキングしてみたら?」
と提案したい。
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