投稿日:2024.10.18~20
ウォーキングTips【久山町研究①】
40代、50代を超えてもタバコを吸い続けている人は、タバコを吸わない人より、認知症になった人が2倍多かったという結果がでた。
一方、昔はタバコを吸っていたが途中で禁煙した人は、タバコを吸い続けていた人よりも認知症になるリスクが減っていた。
ウォーキングTips【久山町研究②】
1日40本も吸っているヘビースモーカーの場合、吸っていない人よりも3倍も認知症になりやすいというデータがでた。
タバコが認知症のリスクを上げることは間違いない。
認知症になる可能性を少しでも下げたいなら、何歳であろうとも、ぜひ禁煙に挑戦してほしい。
ウォーキングTips【軽度認知障害(MCI)】
軽度認知障害(MCI)とは健常な脳の状態と、認知症との間の状態だ。
健常な脳から、いきなり認知症になるわけではなく、その間の状態(MCI)がある、徐々に圧壊して認知症の状態になるのだ。
MCIをそのままにしておくと半数の人が認知症に進むといわれているが、まだ後戻りできるのもMCIの特徴だ。
できる限り早い対処で、正常な脳の状態に戻る可能性が高くなる。
ウォーキングTips【脳で歩く】
歩いている時の脳の状態を分解してみよう。
バランスをとり筋肉を動かし、視覚を使って空間を認識し障害物を避けたり、どこに向かって歩いたら最も効率的か?などなど。
脳の中では非常に複雑なことを同時に処理し、的確に判断して抹消に司令を出している。
だから脳の機能低下があると、歩き方にも影響が及ぶ。
実際、人間は『足で歩く』のではなく、『脳で歩く』のだ。
歩くことは認知症予防になる所以である。
ウォーキングTips【認知症になりやすい歩き方】
・歩幅が狭い
・歩く速度が遅い
・重心が揺れるように歩く
このような歩き方の人は認知症になりやすいというデータが国内外で複数でている。
例えばスイスでは、アルツハイマー型認知症になった人はMCIの人より歩行速度が遅いという結果がでた。
逆に、「歩幅を広げ、早歩きし、体幹を使ってまっすぐ歩く」ようにすれば、認知症から遠ざかるのだ。
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