正しい歩き方は体幹を使う【3−02】

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最近は、多くのスポーツで『体幹』が注目され、脚光を浴びています。

『体幹』というのはボティ・コアなどとも呼ばれますが、身体の胴体部分のことです。

体幹にはインナーマッスルを含め、お尻や背中、お腹の筋肉や骨盤があります。

『体幹』の筋肉は腕や足の筋肉に比べて大きく、大きなパワーを持っていますし、非常に重要な役割を果たしています。

結論:体幹を上手に使うことで楽に歩け、大きな運動量を確保できる

歩く場合の体幹の使い方

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腕を組んでの体幹回旋運動

私たちは歩く時、自分の肉体を二本の足で前に運んでいると思いがちです。

ところがこれは、思い違いをしているといっていいでしょう。

人間の身体にも重心があり、通常は体幹に存在します。

前に進むのなら、その重心を前に移動させなければなりません。

重心が自然に前に行くような動き

  1. できるだけ身体を前傾させて、重心を前方に移す
  2. 重心が前に移動する力に合わせて、身体が前に出る
  3. 着地時に地面からの反発を受け取り、その力でまた重心を前に移す

という一連の動きを繰り返すことになります。

この着地の時に、特に体幹が活躍することになります。
なぜなら、体重と同じ着地衝撃が身体にかかるからです。

これだけの衝撃を足の筋肉だけで支えるのは大変なことです。

そこで衝撃を体幹にある筋肉で分散して支えると同時に、その衝撃を前に進む推進力に変換するのです。

足だけの歩きから『体幹を使った歩き』へ

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足だけの歩き:体幹の筋肉が緩んでいるので、地面からの反発力を推進力に変えられない

ウォーキングを継続して歩けていない人の多くは、体幹を動かすことを忘れている状態のはずです。

赤ちゃんはハイハイして、つかまり立ちをするようになり、歩けるようになります。

その過程で、体幹を鍛えることが自然に出来ています。

なので幼児は、自然に体幹を使えています。

一方、私たちは日常生活で身体を使わないことが増え、体幹を十分に使えていません。

体幹を目覚めさせ、それを使いこなすというのは、私たちの身体を幼児の時代の活性化した身体の使い方に戻す作業だと考えられます。

まとめ

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体幹の筋肉にはインナーマッスルも含まれていて、すぐに体幹を使えるようになるかというと、難しい側面があります。

しかし体幹を使えていない歩きは、余計な力を使わなければいけませんから、身体への負担が大きくなります。

意識を変えて歩くことで、体幹は少しづつ使えるようになります。
そこを目指して健康習慣ウォーキングをすることは、非常に意義のあることだと思います。

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