歩くと脳が活性化する【ウォーキングは健康長寿の大王だ】(2-06)

ピックアップコンテンツ

シニアにとって最も恐ろしい病気の一つに、アルツハイマー病がある。

脳の萎縮が一方通行的に進み、元に戻ることはない。

根本的な治療法も確立していない。

結論:ウォーキングなどの有酸素運動は、認知症予防に効果がある

生活習慣病とアルツハイマー病との関係

画像

アルツハイマー病はかつて、原因がわからず、対処の仕方もわからない、恐ろしい病気だった。

最近になり、様々な調査結果が集まって、少しづつだが予防法が見えてきた。

最近の研究では、食生活の偏りによる生活習慣病としての側面がクローズアップされている。

例えば『地中海食がいい』など具体的に見聞するようになり、研究が前に進んでいることを実感できる。

脳梗塞や脳出血などの脳血管障害が原因の脳血管性認知症は、生活習慣病対策がそのまま認知症の予防になる。

アルツハイマー病

アミロイドβというタンパク質が脳内に貯まることが発症の引き金になるアルツハイマー病はどうだろうか。

定説ではないのだがアルツハイマー病も、『高血圧や高コレステロールが引き金となる』と考える立場の研究者もいる。

やはり生活習慣病対策が、アルツハイマー病を含む認知症の予防につながる可能性が高いと考え、行動すべきだと筆者は思う。

健康維持の三原則

画像

健康維持の三原則は、運動と栄養と休養(睡眠)とされている。

この三つがうまく組み合わさって、バランスよく健康が維持できる。

どれか一つ欠けても、微妙なバランスは崩れてしまう。
そんな危うさの中で健康は維持されている。

アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβは、睡眠中に除去される。

そのためにはしっかりと休養(睡眠)を取らなければならないが、運動不足で身体が疲れていなければ、よく眠れないことも往々にしてある。

よく歩けばよく食べられるし、よく眠れる。
そんな単純なものでもないと思われるかもしれないが、歩く習慣を身につけて少しでも健康になろうとする意識が大事だと思う。

まとめ

画像

アルツハイマー病の初期治療に、ウォーキングなどの有酸素運動を含むエクササイズが取り入れられ、一定の効果を上げている。

アルツハイマー病の患者さんは、七十代や八十代が多いようだ。
しかし生活習慣病的な側面があるとすれば、その芽はもっと若い頃からあったはずだ。

30年後、40年後にどうなっているのか、今の生活習慣から推測することもできる。

偏食や運動不足にならないよう、若いうちから意識して、正しい生活を送る習慣を身につけることが大切だと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました