生活習慣病の予備軍には、ダイエットが必要な人が多くいます。
『生活習慣病の予備軍=肥満=ダイエットが必要な人』というわけです。
『ダイエット=体重を落とす』と考えがちですが、『体重が落ちる=減量』はあくまで結果です。
それよりも基礎代謝が上がって太りにくい体質になり、減った体重を維持できる体質になることが重要です。
結論:生活習慣病の予防のためには、正しい歩き方で、最低でも1日30分間、毎日歩く必要がある
ダイエットのためのウォーキング
ウォーキングが『効果的な』ダイエットになる要素を、順番に示します。
- 正しくウォーキングをする
- 正しい食生活をする
- 筋力をつける
- つけた筋力で体脂肪を燃やす
- 体重が落ちる
となります。
ダイエットのためには、気晴らし散歩のスピードでは遅く、キビキビ歩くイメージが必要です。
例えるなら朝の出勤時に駅に向かうスピードで歩きましょう。
運動の強度としては、少し息が上がるけれども会話ができるくらいです。
会話ができないくらいの運動強度では、有酸素運動になっていません。
その場合にはペースを落として、インターバルを設け、息を整えましょう。
30分間はウォーキングを継続できる運動強度でなければ、ダイエットには向きません。
ウォーキングのような有酸素運動で、体内の脂肪が燃え始めるには20分程度かかると言われています。
なので30分間は、ウォーキングの継続が望ましいでしょう。
ダイエットに関しては、下記の記事が詳しいのでお勧めです。
生活習慣病予防のためのウォーキング
体脂肪、特に内臓脂肪を燃やしてメタボ体質を改善できれば、生活習慣病になるリスクは軽減されます。
食事を済ませてから、すぐに歩くのも効果があります。
例えば昼食後の昼休みに歩くとか、夕食後の時間にウォーキングしてから風呂に入り、就寝するとかです。
就寝直前に食事するのは避けたほうがいいと知識では知っていても、何もすることなくテレビを見ていると口寂しくなってしまいます。
間食するくらいなら歩いた方がいいですし、食事の後の血糖を歩くことで使ってしまうのが目的です。
実際、太る原因の一番目は、就寝中に体脂肪が蓄積されることです。
就寝前に運動負荷の大きいランニングなどはお勧めできませんが、ウォーキングなら最適です。
メタボな身体は時間をかけてできたものです。
その対策も時間がかかることを意識して、ゆっくり取り組んでください。
まとめ
今まで紹介してきた通り、ダイエットやメタボ対策のウォーキングは、これまで何も運動をしてこなかった人にとって相当な運動量になります。
ダイエットなり生活習慣病予防のため、効果的にウォーキングを実施するためには、運動量だけでなく食事にも気をつける必要があります。
食習慣の改善はウォーキングとは別の話になるので触れませんが、効果的に痩せたいのであれば、食習慣の改善が必要不可欠です。
食事に関しては、下記の記事を参照していただけると参考になります。
いずれにしてもダイエットや生活習慣病の予防のためには、覚悟と実行が必要だと認識して、気持ちも新たに取り組みましょう。
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